タマちゃん、ありがとう。
僕が初めて全プロデュースした著者、丸尻タマコさんが、1/30に亡くなりました。
本の出版をきっかけに、講演会、そして「女神様養成講座」なんかをやっていこう。
そう話をしていた矢先のことでした。
「けんちゃんがプロデュースしてくれるなら、すぐに本を出したい!」
書籍出版の実績は全くなかった僕に、迷わず依頼をしてくれたタマちゃん。
その言葉が嬉しかったし、タマちゃんの魅力を引き出し切れるかなっていう不安も少しありました。
そんなタマちゃんと作った本は、1ヶ月であっという間に本になりました。
本の打ち合わせをしていた時にタマちゃんの表情は、本当にキラキラ輝いていて、
「あっ、この人はこの本でとんでもなくブレイクするんだ。」
と僕は確信を得ていました。
2018年1月19日。
タマちゃんらしい「イッイく〜!!」の日に出版された本は、翌日には早速Amazonで新着ランキングで1位になりました。
そして、タマちゃんが一番楽しみにしていた1月23日のタイムセールスの日の朝、タマちゃんは自宅で脳梗塞で倒れているところを発見されました。
僕はあんなに元気だったタマちゃんが、脳梗塞で倒れた事実を受け止めきれなくて、
「タマちゃんのことやし、またこれをネタにして二作目の本でも書くんやろな。」
そんな風に捉えていました。
でも現実は違いました。
緊急手術を終えて、一般病棟に移ってから2日目。
タマちゃんは帰らぬ人となってしまいました。
152年に一度の皆既月食の昨日。
小さな葬儀場で行われたのタマちゃんのお通夜。
本当にたくさんの人がタマちゃんの死を目の当たりにして、涙を流していました。
こんなことを書くと、不謹慎だと言われるかもしれないけれど、僕はタマちゃんのそんな死に方を見て、
「タマちゃんって本当にみんなに愛されてたんやな。俺も死ぬなら、タマちゃんみたいに死にたい。」
そんな風に感じました。
もう二度と、タマちゃんみたいな存在は僕の人生で現れないかもしれません。
インパクトがあって、どこまでも真っ直ぐで、愛に溢れていたタマちゃん。
出逢ってくれて本当にありがとう。
まだタマちゃんがいなくなった実感がないけれど、タマちゃんのことは一生忘れません。
死んでも死なない生き方。
それを教えてもらいました。
タマちゃん、たくさん愛してくれてありがとう。
タマちゃんも驚く、いい男に俺はなります!!